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相続土地国庫帰属制度の運用状況

※令和8年1月21日公表(令和7年12月31日時点)

申請件数(令和7年12月31日現在)

イ)総  数:4,912件 ※前月比  +200件

ロ)地 目 別

 ・田、畑:1,903件   ※前月比+90件(構成比:39%)

 ・宅 地:1,716件   ※前月比+70件(構成比:35%)

 ・山 林:    761件   ※前月比+26件(構成比:15%)

 ・その他:    532件   ※前月比+14件(構成比:11%)

帰属件数(令和7年12月31日現在)

イ)総  数: 2,327件 ※前月比  + 87件

ロ)地 目 別

 ・宅 地: 860件   ※前月比 +39件(構成比:37%)

 ・農用地: 750件   ※前月比 +25件(構成比:32%)

 ・森 林: 146   ※前月比 +   9件(構成比:   6%)

 ・その他: 571   ※前月比 +14(構成比:25%)

却下・不承認件数(令和7年12月31日現在)

却下件数:75件 ※前月比    + 1

<却下の理由>
・   4件:建物の存する土地(法第2条第3項第1号)
                     に該当した。

・19件:現に通路の用に供されている土地(施行令
                     第2条
第1項)に該当した
・ 1件:現に水道用地、用悪水路又はため池の用に
    供されている土地(施行令第2条第4号)に該当した。
・18
:境界が明らかでない土地(法第2条第3項第5号)に該当した。
・   7件:承認申請が申請の権限を有しない者の申請(法第4条第1項1号)に該当した。
・35件:法第3条第1項及び施行規則第3条各号に定める添付書類の提出がなかった。                  (法第4条第1項第2号)

ロ)不承認件数:78件 ※前月比   + 4

<不承認の理由>
・ 7件:崖(勾配が30度以上であり、かつ、高さが5m以上のもの)がある土地のうち、
    その通常の管理に当たり過分の費用又は労力を要するもの(法第5条第1項第1
    号)に該当した。

・39件:土地の通常の管理又は処分を阻害する工作物、車両又は樹木その他の有体物が
    地上に存する土地(法第5条第1項第2号)に該当した。

・  2件:除去しなければ土地の通常の管理又は処分をすることができない有体物が地下に
     存する土地(法第5条第1項第3号)に該当した。

・  3件:民法上の通行権利が現に妨げられている土地(施行令第4条第2項第1号)に該当。

・  2件:所有権に基づく使用又は収益が現に妨害されている土地(施行令第4条第2項
    第2号)に該当した。
・ 11件:災害の危険により、土地や土地周辺の人、財産に被害を生じさせるおそれを防止
    するための措置が必要な土地(施行令第4条第3項第1号)に該当した。

・36件:国による追加の整備が必要な森林(施行令第4条第3項第3号)に該当した。
・ 6件:国庫に帰属した後、国が管理に要する費用以外の金銭債務を法令の規定に基づき
    負担する土地(施行令第4条第3項第4号)に該当した。

取下げ件数(令和7年12月31日現在)

イ)件数:861件 ※前月比   +33件

<取り下げ原因>
・自治体や国の機関による土地有効活用が決定した。
・隣接地所有者から土地の引き受けの申出があった。
・農業委員会の調整等により、農地として活用される
 見込みとなった。
・審査途中、却下・不承認相当であることが判明した。

運用実績の分析

承認率/却下・不許可率(令和7年12月31日現在)

承認率 / 93.8% ※前月比 ±  0%

【計算式】
⇒2,327
件(帰属数)÷[2,327件(帰属数)+75件(却下数)+78件(不承認数]

 

却下・不許可率 /  6.2% ※前月比 ±  0%

【計算式】
⇒[75件(却下数)+78
件(不承認数]÷[2,327件(帰属数)+75件(却下数)+78件(不承認数)]

 

現在審査中1,571件 ※前月比   +76件
 ※平均審査期間:申請から8ヶ月~1年

 

【統計分析】

最新承認率は「93.8」で前月と変わらず、依然として高水準を継続中です

単月の申請件数が、初めて大台の200件に達しました。

●申請土地の種別では、田畑が大幅に増加し、森林が減少しています。

年末の統計数値ということもあり、申請件数の増加により、審査中件数も大幅に
増加した
ため、今後の申請では8ヶ月(標準処理期間)で結果が出ない可能性が
あるほど混雑状況になっています。

●最新の却下・不許可率は「6.2」で前月と変わらず、依然低水準を継続中です。

●内訳では却下件数がゼロであり、増えたのは不承認件数のみ(前月比+4件)

●不承認で目立つのは「土地上の工作物や廃棄物、果樹園の樹木等が残存する」、 
 
森林整備計画内の森林である」との不承認要件に該当したとされています。

この制度の認知度の高まりから、申請件数が増加傾向にあります。
一方で、不承認となる要件についても、傾向が明確になりつつあります。

ご検討の方は、正しい理解を備えて、申請を急ぎましょう!!

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1.相続土地国庫帰属制度とは何か|全体像と創設背景を 
  完全理解

2.相続土地の放置によるリスク|法的・経済的影響

3.「他の代替手段」と相続土地国庫帰属制度との違い

4.申請準備から国庫帰属までの流れ|手続き完全ガイド

5.相続土地国庫帰属制度が使えない土地|却下要件の
  完全整理

6.審査で落ちる理由とは不承認要件と実務上の判断基準

7.相続土地国庫帰属制度に「必要な費用」

8.相続土地国庫帰属制度の「活用事例」

9.相続土地国庫帰属制度Q&A|よくある質問と実務上の注意点

10.今なら間に合う!負動産スパイラルを終わらせるために知るべき5つの視点

 

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