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「不動産売却・活用・担保責任対策」厳選事例①

相続不動産をできるだけ高く売りたい!市場最高値の売却を実現する不動産オークションとは?

【状況】
・相談者(46歳男性)は、兄と姉の3人兄弟の末っ子

 相談者と兄は、昔から不仲である。

・2年前に母の相続で、兵庫県内にある約70坪の実家

 兄、姉、相談者の3人で共同相続しました。

・母の三回忌での時、共有者である兄から実家の売却話を
 持ち掛けられ、兄の知り合いの建売業者が「実家を買いたい」と申し入れてきたという。

・売却自体に異論はないが、相続した実家なので少しでも高値で売却したいと考えている。

【問題点】
・建売業者1社の買取り金額が「高いのか、安いのか」比較するものがなく、よく分からない。

・不仲である兄に対して、建売業者からキックバックを受け取るのでは?との不信感がある。

【経過~解決策】
・建売業者だけでなく、その他複数の買手も購入検討を可能とする不動産オークション(ポステ
 ィング方式)での売却で合意し、建売業者は複数のうちの1社として入札することになった。

・建売業者とアパート業者を含む合計34社に対し、入札要綱を作成の上配布した上で全社平等
 に現地内覧を実施し、各社同条件で購入検討を進めることになった。

・入札は全て密封された封書により行い、同一日時に締切られ、入札書の開封は共有者全員
 (兄、姉、相談者)の面前で行った。
最終的に6社が応札したが、入札価格の上位3社は全て
 アパート業者が占め、当初の建売業者は入札価格が低く、入札順位は下位の結果となった。

・落札価格は、当初建売業者が提示した買取価格より、約3割増しの売却価格となった。

【解説】
・今回、共有者全員が納得できる「高値売却」が実現できた要因は、相続不動産・共有不動産の
 売却手法として、不動産オークションを採用したことにあります。

・不動産オークションは、通常の不動産取引(相対取引)と異なり競争原理が働くため、最終的
 
な売却価格は「市場」が決めることになります。そのため、どうしても買いたい買手は高値で
 入札し、それほどでもない買手は低い入札価格になります(経済合理性)。

・買手は、共通の入札要綱により検討を進めるため、一発勝負の入札となります(公平性)。

・入札は密封した封書で行い、開封は共有者全員の面前で行うことで「透明性」が保たれ、かつ
 入札価格の高い順というシンプルな入札ルールで落札者(最高価格入札者)が決定するため(納得性)、売り手も買い手も入札結果に納得できることになります。

・一般的に、購入者の用途が「建売住宅」より「アパート」の方が、最低2~3割程度、評価が
 高く
なり、結果的に売り手としては、高値で売却できることになります。

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